思いを正確に部下に伝えられるか?それをブレずに実行できるか?

2023年1月13日
株式会社ビズヒント

 Visionalグループの株式会社ビズヒント(所在地:東京都渋谷区/代表取締役社長:関 哲)が運営する、生産性向上・組織強化・DXなどをテーマに決裁者向けのBtoBマーケティングを支援するプラットフォーム「BizHint(ビズヒント)」(https://bizhint.jp/以下、BizHint)は、2022年12月における人気記事ランキング(※1)から、企業の決裁者が今注目しているポイントやトレンドについて、中小企業のコンサルティングの専門家である井領 明広氏(つづく株式会社)の分析を踏まえて発表いたしました。

 

■つづく株式会社 代表取締役 井領 明広氏
 早稲田大学商学部卒業。NTT Data intra-mart社にてワークフローシステムの営業に従事。後、クラウド会計ソフトを扱うfreee株式会社にて導入支援、マーケティング、営業を歴任。2017年、SaaS導入支援に特化したつづく株式会社を創業。地方中小企業のデジタル化を支援する。

【井領氏が分析するランクインの背景 〜注目ポイント〜】
 商売は利益あって成立します。しかし、その利益の出し方には様々なプロセスがあると考えさせられました。理念を掲げたり、障碍者雇用をすれば利益がすぐに出るというものではありません。とはいえ、この意義と実利をつなげるところに経営者の手腕が問われていると感じます。フィロソフィやビジョンがしっかりとした上で、共感の輪を広げ、制度構築、教育、デジタル変革などに取り組む先駆的事例の数々が、今回読者の心を打ったのではないでしょうか。

■2022年12月人気記事ランキング1〜3位とその分析

1位:株式会社識学 安藤 広大 代表取締役社長のセミナー記事
「ダメなリーダーほど多くの目標を設定しがち。“成果を出せない部下”にしないためのマネジメントの極意

 多岐にわたる組織課題の原因は「正しいマネジメント」ができていないことかもしれません。では「正しいマネジメント」とは?どうしたら成果を上げ、会社も社員も幸せな組織が作れるのでしょう?そのカギは「解釈がズレない結果に基づき目標を決め、行動量を最大化させること」と安藤さんは語ります。しかし、ダメなリーダーほど目標設定を多く設定させてしまうのだそうです。その理由とは。
記事URL▶︎https://bizhint.jp/report/716782

【井領氏が分析するランクインの背景 〜注目ポイント〜】
 「マネジメント」を履き違え、多くの目標数値、KPIを設定するべきという勘違いはよく見聞きされます。また、高い目標を達成したいために仕方なく部下をがんじがらめにしてしまうケースもあるのではないでしょうか。シンプルなKPIに絞ることは難しいですが、それ判断する感度を磨く上でも「打席に立つ」ことが重要と感じました。

2位:常盤工業株式会社 市川 浩透 代表取締役社長
「リーダーは『順番』を間違えるな。アメーバ経営と理念刷新がV字回復の契機になった。」

 社内改革を始めるには、まず信頼関係を築かないといけない。この順番を間違えてしまったために、社員の心が離れるばかりか、7年連続赤字という状況に陥ってしまった市川さん。彼が間違いに気づくきっかけとなり、その後の経営の教科書としたのは、伝説の経営者・稲盛和夫氏の教えでした。「京セラフィロソフィ」「アメーバ経営」ー。よく聞く言葉ですが、それを自社の改革にどう落とし込んだのか、その実例を紹介します。

記事URL▶︎https://bizhint.jp/report/718811

【井領氏が分析するランクインの背景 〜注目ポイント〜】
 デジタルツールの利活用、適切な人事評価制度構築など、施策単体でみれば「そんなことか」と思うかもしれません。しかしそれも立ち返るフィロソフィがあってこそ成立しているからと感じられます。と同時に単にフィロソフィを作れば誰しも同じように成功するわけではない、という点においても非常に示唆がある記事でした

3位:西精工株式会社 西 泰宏 代表取締役社長のインタビュー記事
「徳島で見つけた『月曜出社がワクワクする会社』。社員幸福度98%の大家族経営はここまでやる。」

 先月(https://bizhint.jp/report/706723)に引き続き、西精工さんの記事がランクイン。「大家族主義経営」を掲げる同社では、ハンディキャップを抱える社員雇用や子育て支援を進め、「全員の幸せを追求する」社風で、社内幸福度は100%近く、さらには「月曜日に出社するのが楽しい」という声もあるそうです。「この会社、終わってる」と感じてから、挫折を経て、組織をここまで変革した西さんの挑戦と思いを振り返ります。
記事URL▶︎https://bizhint.jp/report/706889

【井領氏が分析するランクインの背景 〜注目ポイント〜】
 前社長がトップダウンで会社を盛り上げた一方で、自分自信は「黙る」社長になったというエピソードが興味深いです。喋らないことで従業員がしゃべる、そして、従業員自らが行動し、会社変革を起こすようになる。時代の変化が早く、意思決定のスピードが重要視される時代において、ボトムアップ型の経営に転換できたことは、会社を俯瞰して判断できた2代目ならではと感じます。

 

また、4〜8位は以下のようなランキングとなりました。

4位:幾度の絶体絶命を乗り越え、国内利用者数No.1サービスへ。戦略とは“しないことを決める”こと
記事URL▶https://bizhint.jp/report/710350
5位:利益率25%!「ジリ貧」組織にならないためにやるべき事
記事URL▶https://bizhint.jp/report/710323
6位:成功をたぐり寄せた二代目。ブーム終焉でも撤退しなかった強烈な胆力
記事URL▶https://bizhint.jp/report/713498
7位:「もっとまじめにやりな!!」。中川政七商店のコンサルでV字回復を果たした経営未経験の3代目
記事URL▶https://bizhint.jp/report/710295
8位:岐阜の下請け企業が年商60億超えの企業グループへ。成長の裏側には何があったのか
記事URL▶https://bizhint.jp/report/715394

 

 BizHintはこれからも日本最大級(※2)の決裁者向けBtoBマッチング支援プラットフォームとして、サービスリード獲得・認知拡大・集客などのコンテンツ配信を中心にさまざまなソリューションを提供してまいります。

(※1)BizHintが配信するニュースレター「経営者のためのオリジナルコンテンツ(約30万通)」における決裁者会員の閲覧数ランキング
(※2)会員数がは49万人超。役職者比率が高く、決裁者(部長・事業部長以上)の資料ダウンロード数(平均約7,000件/月)は日本最大級

BizHintは、中小企業経営者の悩みに正面から向き合い、課題解決に繋がる情報発信を日々行っています
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【クラウド活用と生産性向上の専門サイト「BizHint」について】

 生産性向上、組織強化、DXなどをテーマに、決裁者向けのBtoBマーケティングを支援するメディアプラットフォーム「BizHint」。リード獲得・認知拡大・集客などのコンテンツ配信を中心にさまざまなソリューションを提供しています。

 会員数は49万人超。役職者比率が高く、決裁者(部長・事業部長以上)の資料ダウンロード数(平均約7,000件/月)は日本最大級です。

https://bizhint.jp/

 

【株式会社ビズヒントについて】

 「本気でチャレンジする企業に『誇り』を。」というミッションを掲げ、日本最大級の決裁者向けBtoBマッチング支援プラットフォームを運営。中小企業経営者をターゲットとした会員制ビジネスメディア「BizHint」や、IT・クラウド活用を目指す経営者の情報ニーズに向き合ったイベントの企画・運営を通じ、DX推進、事業継承、組織改革といったテーマに関する実践的なコンテンツをお届けしています。

 BtoBソリューション提供企業のマーケティング活動のパートナーとして、互いの持続的な成長を目指しながら伴走し、社会に新たな価値を生む中小企業向けBtoBマーケティングのリーディングカンパニーを目指します。

https://www.visional.inc/ja/bizhint.html

 

【Visionalについて】
 「新しい可能性を、次々と。」をグループミッションとし、HR Tech領域を中心に、産業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するさまざまな事業を展開。「ビズリーチ」をはじめとした採用プラットフォームや、人財活用プラットフォーム「HRMOS」シリーズを中心に、企業の人材活用・人材戦略(HCM)エコシステムの構築を目指す。また、M&A、物流Tech、サイバーセキュリティ、Sales Techの領域においても、新規事業を次々に立ち上げている。