CEOメッセージ

株主の皆様には、日頃より格別のご高配を賜り、心より御礼申し上げます。

ビジョナルの創業事業であるビズリーチは、私自身が転職活動をした際に感じた、「なぜ日本の働き方はこんなに窮屈なのだろう」「なぜ日本の転職活動はこんなに非効率なのだろう」という疑問をきっかけとして、2009年にスタートしました。

創業以来、ビズリーチ事業は、ユニークなビジネスモデルとテクノロジーへの積極的な投資によって地道な努力とともに着実な発展を続け、現在ではスカウト可能会員数は123万人(※)、累計導入企業数は15,500社(※)を超え、日本全体の雇用の流動化を支えるダイレクトリクルーティングプラットフォームへと成長しました。
 ※2021年1月末時点

また、日本が先進国のなかで労働生産性が非常に低いという現実を目の当たりにして、2016年には人財活用プラットフォーム「HRMOS(ハーモス)」シリーズをリリースし、採用から入社後の活躍支援や組織の人材戦略まで、一元化したデータを活用できるクラウドサービスを提供しています。

今後は、人材採用のプラットフォーム「ビズリーチ」と、企業の人材活用・人材戦略の実行を促す「HRMOS」をシームレスにデータ連携することで、次世代の人事管理(Human Capital Management:HCM)エコシステムをつくりあげていくことを、さらなる成長戦略としています。このエコシステムにより、現在取り組んでいる採用から入社受け入れ、人材分析やパフォーマンス管理、エンゲージメント向上まで、また今後は、人事労務や勤怠・給与管理などを一貫してサポートしていくことで、企業と個人の生産性の最大化を支えてまいります。そして、これらを通じて日本の働き方や職場を、もっと楽しくワクワクできる場にしていきたいと考えています。

■私たちのミッションとこれから
私たちは2020年に、株式会社ビズリーチからビジョナルへとグループ経営体制に変更し、新たなミッションとして「新しい可能性を、次々と。」を掲げました。このミッションをもとに、今後はHR Tech領域のみならず、新たな領域における社会課題を抽出し、最新のテクノロジーやビジネスモデルを駆使しながら、社会や産業のトランスフォーメーションに貢献していきたいと考えています。
例えば事業承継M&Aプラットフォーム「ビズリーチ・サクシード」や、物流DXプラットフォーム「トラボックス」などの事業を既に開始しています。

私たちはこれからも、時代がもたらすさまざまな課題を、次々と新しい可能性に変え、世の中の革新を支えてまいります。株主の皆様におかれましては、なお一層のご支援とご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

2021年4月

代表取締役社長 南 壮一郎